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EDI導入の流れと期間目安

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EDI導入の流れと期間目安

「EDI導入は何から始めればいい?」「本稼働までの期間はどれくらい見ておけばいい?」

そんな情報収集中の担当者に向けて、検討開始から本稼働までの標準的なステップと、各フェーズでやるべきこと、スケジュールの目安を分かりやすく解説します。

EDI導入の一般的な流れ

単にシステムを導入すれば終わりというわけではありません。導入後の業務フローがどう変わるのか、トラブル時にどう対応するかといった運用体制まで見据え、逆算して計画を立てることが重要です。

1.現状分析

現在の業務をどこまでシステム化するかを決めるフェーズです。接続する取引先数や月間のデータ処理枚数の把握、発注書や納品書といった対象帳票の決定、入力工数の削減やFAX誤読防止などの解決すべき課題を洗い出します。

この初期段階での分析が曖昧だと、後から他の業務も対象にすべきだったという手戻りが発生するため注意が必要です。

2.方式選定

自社の人員や予算といったリソースに合わせて導入形態を決めるフェーズです。機能の優劣よりも、自社の体制で無理なく運用できるかが重要になります。

自由度は高いが専門知識が必要な「自社運用型」、初期費用は抑えられるが設定作業は自社対応が多い「クラウド型」、監視・エラー対応・取引先サポートを任せられる反面、 委託コストが発生する「運用委託型」といったように、 自社の体制に合う方式を選びましょう。

3.ベンダー選定

パートナーとなるIT企業を決定するフェーズです。現状分析で把握した取引数やデータ量、決定した運用方式などの要件を各社に提示して相見積もりを取ります。

比較検討の際は、単なる費用の安さだけで選ぶのではなくトラブル時の電話対応などサポート体制の充実度や、JX手順など取引先が指定する通信手順に対応しているかを重視すべきです。

4.開発・テスト

システム構築と接続確認を行うフェーズです。データ変換ルールの作成といったシステムの設計・設定を実施。最重要項目となる接続テストへ進み、取引先と実際にデータを送受信して正しく連携できるかを確認します。

テスト日程は取引先の都合に左右されるため、コントロールが難しく時間がかかることを認識しておきましょう。

5.本番稼働

テスト完了後、実運用を開始します。エラー発生時の連絡網やマニュアルなどの運用ルールの事前整備が必要です。いきなり切り替えるリスクを回避するため、FAXや電話と併用しながら、数字にズレがないかを確認する期間を1か月程度は設けて慎重に移行します。

EDIサービス導入にかかる
期間の目安

一般的な導入期間の目安は以下の通りです(※あくまでも目安であり、実際の導入期間はサービスや要件によって異なります)。

導入規模・タイプ 期間の目安 特徴
小~中規模(クラウド型) 数週間~半年 標準機能をそのまま利用する場合なら短期間で導入可能
基幹システムとの連携開発や数十社との接続テストがある場合は期間が延びる
大規模
(オンプレミス型等)
半年~数年 自社専用の個別開発や数百社との接続調整が必要な場合

導入スケジュールが遅れる
主な原因

スケジュール通りに進まない原因の多くは、システムの問題ではなく、社内外における「人の調整不足」にあります。

取引先のIT担当者と連絡が取れない、繁忙期で接続テストに協力してもらえないといった「社外調整の遅れ」や、事前検討が不十分なまま進めたことで後から要望が増え、設計を見直すことになる「社内要件のブレ」が、遅延の主な要因です。

流れを掴んだら
「費用」と「製品」の検討へ

導入の流れと期間の目安を把握した後は、次のステップである具体的な「予算取り」と「サービス選定」へ進みましょう。

社内で実現可能なスケジュールを策定するためにも、早めの段階でベンダーへ相談を持ちかけることが重要です。自社の要件に合わせた概算見積もりを取得し、導入完了までに必要な標準工数(リードタイム)を確認してください。

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【当メディア厳選】
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EDIサービス3選

EDIの基礎をおさえたら、次は自社の要件を叶えるサービス選びです。しかし、数あるEDIサービスの中から、自社の目的に適ったものを選定するのは、簡単ではありません。

当メディアでは、各社が提供するEDIサービスの特徴や仕様、事例を調査
多くの企業が重視する目的別に、おすすめしたいEDIサービス3社を厳選して紹介しています。具体的なサービスの比較の第一歩としてご活用ください。

導入の目的別 おすすめのEDIサービス3選比較

EDIサービスは取引先と使うシステムのため、費用や機能だけでなく「取引先の状況」に合わせた選定が不可欠です。
取引先ごとに仕様や通信手順が異なり個別対応が必要な企業は【個別カスタマイズ型】金融連携や厳格なセキュリティ要件・閉域網での運用が必要な企業は【専用ネットワーク対応型】、自社仕様のWeb画面を取引先にも使ってもらうことが可能な場合は【自社主導・簡易Web型】がおすすめです。

統合型EDI×セミオーダー対応 JSOL
JSOL
引用元:JSOL公式HP
https://promotion.jsol.co.jp/edi/
  • 40年以上展開するEDI業界のパイオニア的存在。ファイル交換やWeb-EDI、APIの統合環境を提供。方式が混在しても管理を一本化し運用負荷を軽減できる。NTTデータグループの強みを生かし最短1か月からの導入も可。
  • 業務フローを極力変えないセミオーダー構築で、既存の注文書や帳票、CSVレイアウトに柔軟に対応し、現場の運用変更を回避。
  • 100人以上のEDI専門担当チームが伴走し、要件整理から移行・運用までを支援。取引先との調整不足による導入失敗を防ぎ、担当者の負担を抑えられる。
  • 製造業や小売業、金融をはじめ幅広い業界に対応。JX手順等にも適用し、自動車業界特有の通信要件も網羅。
EDI導入実例

【生活用品商社】百貨店・量販店ごとの複雑な個別ルールをすべて吸収し、ファイル交換型と3つのWeb-EDIを統合。高難易度の移行をトラブルなく完遂。

閉域データ連携×専用ネットワーク NTTインテグレーション
NTTインテグレーション
引用元:NTTインテグレーション公式HP
https://www.niandc.co.jp/
  • 閉域網や専用ネットワークで求められる厳格な接続ルールや高度なセキュリティ要件に対応。堅牢なEDI基盤に基づいてシステムを設計・導入することで、手戻りを防ぎ長期間にわたる安定運用を実現。受発注から金融機関との決済データ連携まで一元化し、ミッションクリティカルな通信基盤の構築を強力に支援する。
  • 各メーカーからのデータを統一フォーマットに変換・集約が可能。取引先の追加や仕様変更時も、追加開発や再調整に追われにくい。
  • ERPへの影響を低減したファイル連携が可能。EDI側ですべての処理を完結できるため、ERP本体を軽く保ち、将来的な負荷となりにくい。
EDI導入実例

【エネルギー・プラント関連】高セキュリティな専用ネットワーク(閉域網)を活用し、受発注と金融決済の通信を統合。堅牢な通信基盤により安全で安定した取引運用を実現。

WEB-EDI×パッケージ infomart
infomart
引用元:infomart公式HP
https://www.infomart.co.jp/asp/index.asp
  • 取引先側にWeb画面を利用してもらうことで、自社主導によるスムーズかつ手軽な導入が可能。複雑なシステム開発を必要とせず、短期間でFAXや紙伝票のペーパーレス化を実現。受発注業務のデジタル化を素早く推進し、双方の発注・受注作業における運用負荷を大幅に削減する。
  • 決められた仕様・操作ルールに則り受発注をすることで、取引先ごとの例外対応が排除され、運用が複雑にならない。
  • シンプルな操作性に加え、プラットフォームのサポート体制が利用でき、取引先の利用拡大と定着が進めやすい。
EDI導入実例

【食品メーカー・卸】電話・FAX依存の注文をWeb-EDIへ集約し、複数の飲食店からの受注を一元管理。手作業による入力負荷をなくし、正確で効率的な業務へ刷新。